ニュース

ニュース

45号 『①変わってきた? 桑名の夏、②お庭にひそむ 驚きのいきもの! ③会員様専用LINEの話』

今年の夏も暑かったですね。外で作業するときは、空調服はもちろん、場合によってはポケット付きのインナーに保冷剤を仕込むのですが、その保冷剤がとんでもない速さで溶けて一瞬でふにゃふにゃです。今日は特に暑いとみんなで「フーフー」言ってた日は桑名が日本一の暑さだったとか。そうかと思えば、突然の豪雨。ニュースで桑名の道路が水浸しになっているのを見てびっくりです。今年は一段フェーズが 上がったのを実感しました。温暖化は「あと少しで戻れなくなる」と聞いてからもう何年も経ってしまいました。この先どうなっていくんだろうと少し不安になります。そして異変を感じているのは人間だけではありません。お庭の植物もじわじわと変化が始まっています。この地域に適したはずの木々が弱ったりしています。特に針葉樹(松、杉等)に感じてます。虫もたくさん発生しています。このままでは身近な景色も変わってしまいそうです。この話もいずれ特集を組めればと思います。

44号 『①五代目をよろしくです、②今年新しく植栽やお庭リフォームをお考えの方に』

当社は大正初期に初代が植木の販売を始め、三代目を経て私(4代目)が21年前に代表を継ぎました。時代が大きく変わる中、会社にも新しい風を吹き込む必要を感じ、このたび五代目候補を迎えました。知識も実力も私が45 年前に入社したころとよく似ています。たくさんの勉強が必要です。覚悟はあるようです。社員一同と力を合わせ、これまでと変わらぬお客様への対応に努めてまいります。ニュースレターの執筆はこれから引き継ぎますが、旅日記だけは私がしばらく続けるつもりです。
初めまして、5代目候補です。子どもの頃から生き物が好きで、特に深海生物に魅了され海洋学部へ進学しました。大学ではプランクトンの研究に没頭し、環境変動に敏感な彼らの生態を顕微鏡で観察し続けてきました。庭木については未経験ですが、学ぶ意欲は人一倍あります。これから庭師として一人前になるまで、そしてその先も全力で努力いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

近年、植木の生産農家や庭木を育てる業者が減少し、市場の出荷量も大幅に減っています。そのため、希望の樹種や形の植木を手に入れるには、春から早めに計画を立てることが重要です。庭師に相談し、焦らずじっくり探してもらう余裕を持つことが望まれます。移植に適した時期も考慮し、無理のない庭づくりを。

43号 『①庭木を守る適切な水やり、②思いもかけないご相談・ご依頼』

ハナミズキやヤマボウシの葉が焼けてしまったということはありませんでしたか? 蒸発する水分と吸い上げる水分のバランスが崩れるとそのようなことがおこります。特に新しい木は根がまだ十分に伸びていないため、水切れしやすく、適切な水やりが欠かせません。水やりは毎日ではなく、乾燥した時に根までじっくりしみ込むよう行うのが効果的です。春先の乾燥期も忘れずに水やりを続けてください。

当社は秋から年末にかけて忙しいものの、春から夏は比較的余裕があり、その間に新しい試みも行っています。例えば、遠方のお客様からのご相談のため、動画を使ったお庭診断を試してみました。また、薪棚の製作といった新たなご依頼も受け、経験を積んでいます。これからも地域に密着し、柔軟に対応していきたいと考えています。

42号 『①植物にとっての夏、②庭はじめしてみませんか?』

気候変動により、庭の植物はこれまで以上に厳しい環境にさらされています。移動できない植物にとって、気候の変化に対応できなければ病気や異常成長を引き起こす原因となります。風通しをよくする剪定や、樹種選びの見直しが必要です。例えば、人気の高いシマトネリコやゴールドクレストも、成長が早く手に負えなくなることがあります。適切な管理のためには、専門家への相談も有効です。また、近年「庭じまい」という言葉が聞かれますが、これは庭の放棄ではなく、「お庭はじめ」という新たな再出発の機会でもあります。すでにある庭を手入れしやすく作り変えたり、小さな植栽スペースを設けたりすることで、無理なく庭と関われます。忙しい方には、業者による年間管理も選択肢の一つです。庭は生活に潤いを与える空間であり、手放す前に、暮らしに合ったかたちで続ける工夫もできることがあります。

41号 『こんなことを考えながら庭を造っています』

庭づくりや剪定では技術はもちろんですが、空間を美しく演出しようとする意識と感性も大切です。庭は自然の一部を切り取り、居心地の良い風景を創り出すものです。枝一本の扱いにも空間を形づくる意味があり、無駄を省いた構成こそが美しさにつながります。剪定は単なる作業ではなく、空間芸術の一つであり、その奥深さは生け花や盆栽とも通じるものがあります。

21号 お庭リニューアル 水はけ対策、アメリカ人に好評な日本庭園は?

おかげさまでお庭リニューアルも好評を得ております。今も数件お待たせしている状況で申し訳なく思っています。お庭のリニューアルにはさまざまなご要望がありますが、今1番多いのはできるだけ手間がかからなお庭にしたいとのことです。それは樹木の数を減らしたり、芝を剥いで防草シートを敷きその上に砂利を乗せる等色々な方法があります。 そこで「その前」に見過ごされている大切な事水はけの対策について今回は提案したいと思います。
近年の雨の降りかたを見ると、リニューアルの際には是非水はけ対策を一緒に解決しておきたいものです。
16件目 / 全17

PageTop

©2017 CHIYODA ENGEISHA Ltd.